JALマイレージバンクの条件悪化が止まりません。海外の他の航空会社と比較して、圧倒的に少ないマイル数で特典が発券できたことがラッキーだったというだけですが、それらが失われることがわかると、惜しくなるのが人間というものです。変更後も、海外の航空会社に比べたら、まだまだ優しいレベルの必要マイル数だったりもするのですが。

さて、JALの自社便のファーストクラス以外の条件悪化は、12月ですが、

その前に、「JMB提携航空会社特典航空券」「ワンワールドの特典航空券」の必要マイル数もアップします。なので、今後1年以内に、提携航空会社の特典航空券で旅行する予定のある方は、

11/20 午前9時までに必ず発券しましょう!

まず、2社以上のワンワールド加盟航空会社を使う特典は、「ワンワールド特典航空券」と呼ばれます。こちらも、必要マイル数が増えますが、こちらは小変更です。

行きはフィンエアでヘルシンキ、帰りは、ブリティッシュ・エアウェイズで、ロンドンからのようなオープンジョーや、ワンワールド加盟航空会社複数社を乗り継いだ場合には、ワンワールド特典航空券っとなります。が、こちらは、ビジネス2カテゴリ、ファースト1カテゴリが5,000上がるだけなので、明確に決まっている旅程は急いだ方がいいですが、それ以外はそれほど気にしなくてもいいと思います。

 

今回大幅に条件が悪化するのは、「JMB提携航空会社特典航空券」の必要マイルです。


ビジネスクラスとファーストクラスだけ見ると、近距離は、大幅に減っていますが、6,000マイルを超えるあたりから、25000マイルまでは、軒並みビジネスは2万マイル程度、ファーストは3万マイル程度必要マイルが上がっています。

具体的に得する路線=11/20以降に発券した方がいい路線


往復1,001マイルから2,000マイル

ビジネス35,000→30,000マイル
ファーストクラス60,000→45,000マイル

S7で行く成田ーウラジオストク
S7で行く成田ーハバロフスク
大韓航空で行く羽田ーソウル
大韓航空で行く成田ー釜山
大韓航空で行く成田ー済州島

得するのは、ウラジオストクと韓国便のみですね。

具体的に損する路線=11/20より前に発券した方がいい路線


6,001-8,000マイル

マレーシア航空で行くクアラルンプール
キャセイパシフィックで行く香港経由東南アジア
大韓航空で行くホノルル

8,001−10,000マイル

エミレーツで行くドバイ
カンタス航空で行くシドニー

10,001−12,000マイル

カタール航空で行く羽田ードーハ
アメリカン航空で行く羽田-ロサンゼルス
大韓航空で行くソウル経由-ロサンゼルス

12,001-14,000マイル

アメリカン航空で行くニューヨーク
ブリティッシュ・エアウェイズで行くロンドン

東南アジアの直行便は、もちろん、経由便、オセアニア、中近東、ヨーロッパ、北米直行便、経由便でのヨーロッパ、北米など、ほとんどの便が必要マイルが大幅に上がりますので、とりあえず、発券しておくことをおすすめします。

簡単に言うと、東南アジアより遠いところは、全部です。
仮にキャンセルしても、一人あたり3,100円なので、11月20日午前9時より前に、発券完了することを強くおすすめします。

発券したくても、空席がないという方は、時期をずらすか(当たり前)、発着地を変えてみることをおすすめします。例えば、ヨーロッパであれば、ソウル発着にしてみるとかも有効です。

例えば、ブリティッシュ・エアウェイズで見てみると
適当に、5/25-5/29の東京発着ロンドン行きのビジネスクラスで検索すると

といつもの満席表示。

これを、ソウル発着にすると

ということで、空いてます。
東京ロンドンは、TPM6,214マイル 往復12,428マイルで
ソウルロンドンは、TPM5,646マイル 往復11.292マイル
なので、必要マイルは、東京発着だと85,000マイル、ソウル発着だと、80,000マイルです。
ちなみに、ICN/LHR/HNDとかのルートも可能ですが、その場合、11,880マイルなので、必要マイルは80,000マイルです。

もちろん、ソウルまで行かなくては行けませんが、特典が取りづらくて日付がずらせず、購入はしたくないということであれば、この方法は有効です。

もう一つは、新設路線を活用することです。
最近でいうと、(JALの自社便なので、今回の記事には直接関係ないですが)成田シアトル線が新規で開設されました。

 

新規路線は、売出し開始直後は、特典枠も埋まりづらいので、新設路線を経由して、プランを組むという方法もおすすめです。

多少、割高になりますが、シアトルから先の航空券を別切りしてしまうという手もあります。
ちなみに見てみると、

他の路線と比較すると、圧倒的に空いてます。

JALのマイルが足りないという方は、今からだとギリギリかもしれませんが、SPG=マリオットからの移行がおすすめです。こういうときのためにも、支払いは、JALカードより、SPGアメックスに集中させておくことを、個人的にはおすすめします。もちろん、JGCがあるので、JALカードも持ってはおりますが。

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JALマイレージバンクの条件悪化が止まりません。海外の他の航空会社と比較して、圧倒的に少ないマイル数で特典が発券できたことがラッキーだったというだけですが、それらが失われることがわかると、惜しくなるのが人間というものです。変更後も、海外の航空会社に比べたら、まだまだ優しいレベルの必要マイル数だったりもするのですが。 さて、JALの自社便のファーストクラス以外の条件悪化は、12月ですが、 その前に、「JMB提携航空会社特典航空券」と「ワンワールドの特典航空券」の必要マイル数もアップします。なので、今後1年以内に、提携航空会社の特典航空券で旅行する予定のある方は、 11/20 午前9時までに必ず発券しましょう! まず、2社以上のワンワールド加盟航空会社を使う特典は、「ワンワールド特典航空券」と呼ばれます。こちらも、必要マイル数が増えますが、こちらは小変更です。 行きはフィンエアでヘルシンキ、帰りは、ブリティッシュ・エアウェイズで、ロンドンからのようなオープンジョーや、ワンワールド加盟航空会社複数社を乗り継いだ場合には、ワンワールド特典航空券っとなります。が、こちらは、ビジネス2カテゴリ、ファースト1カテゴリが5,000上がるだけなので、明確に決まっている旅程は急いだ方がいいですが、それ以外はそれほど気にしなくてもいいと思います。   今回大幅に条件が悪化するのは、「JMB提携航空会社特典航空券」の必要マイルです。 ビジネスクラスとファーストクラスだけ見ると、近距離は、大幅に減っていますが、6,000マイルを超えるあたりから、25000マイルまでは、軒並みビジネスは2万マイル程度、ファーストは3万マイル程度必要マイルが上がっています。 具体的に得する路線=11/20以降に発券した方がいい路線 往復1,001マイルから2,000マイル ビジネス35,000→30,000マイル ファーストクラス60,000→45,000マイル S7で行く成田ーウラジオストク S7で行く成田ーハバロフスク 大韓航空で行く羽田ーソウル 大韓航空で行く成田ー釜山 大韓航空で行く成田ー済州島 得するのは、ウラジオストクと韓国便のみですね。 具体的に損する路線=11/20より前に発券した方がいい路線 6,001-8,000マイル マレーシア航空で行くクアラルンプール キャセイパシフィックで行く香港経由東南アジア 大韓航空で行くホノルル 8,001−10,000マイル エミレーツで行くドバイ カンタス航空で行くシドニー 10,001−12,000マイル カタール航空で行く羽田ードーハ アメリカン航空で行く羽田-ロサンゼルス 大韓航空で行くソウル経由-ロサンゼルス 12,001-14,000マイル アメリカン航空で行くニューヨーク ブリティッシュ・エアウェイズで行くロンドン 東南アジアの直行便は、もちろん、経由便、オセアニア、中近東、ヨーロッパ、北米直行便、経由便でのヨーロッパ、北米など、ほとんどの便が必要マイルが大幅に上がりますので、とりあえず、発券しておくことをおすすめします。 簡単に言うと、東南アジアより遠いところは、全部です。 仮にキャンセルしても、一人あたり3,100円なので、11月20日午前9時より前に、発券完了することを強くおすすめします。 発券したくても、空席がないという方は、時期をずらすか(当たり前)、発着地を変えてみることをおすすめします。例えば、ヨーロッパであれば、ソウル発着にしてみるとかも有効です。 例えば、ブリティッシュ・エアウェイズで見てみると 適当に、5/25-5/29の東京発着ロンドン行きのビジネスクラスで検索すると といつもの満席表示。 これを、ソウル発着にすると ということで、空いてます。 東京ロンドンは、TPM6,214マイル 往復12,428マイルで ソウルロンドンは、TPM5,646マイル 往復11.292マイル なので、必要マイルは、東京発着だと85,000マイル、ソウル発着だと、80,000マイルです。 ちなみに、ICN/LHR/HNDとかのルートも可能ですが、その場合、11,880マイルなので、必要マイルは80,000マイルです。 もちろん、ソウルまで行かなくては行けませんが、特典が取りづらくて日付がずらせず、購入はしたくないということであれば、この方法は有効です。 もう一つは、新設路線を活用することです。 最近でいうと、(JALの自社便なので、今回の記事には直接関係ないですが)成田シアトル線が新規で開設されました。   新規路線は、売出し開始直後は、特典枠も埋まりづらいので、新設路線を経由して、プランを組むという方法もおすすめです。 多少、割高になりますが、シアトルから先の航空券を別切りしてしまうという手もあります。 ちなみに見てみると、 他の路線と比較すると、圧倒的に空いてます。 JALのマイルが足りないという方は、今からだとギリギリかもしれませんが、SPG=マリオットからの移行がおすすめです。こういうときのためにも、支払いは、JALカードより、SPGアメックスに集中させておくことを、個人的にはおすすめします。もちろん、JGCがあるので、JALカードも持ってはおりますが。
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