朝鮮半島の情勢があまり良くありません。
外務省が下記のようなスポット情報を出しています。
現在,韓国については,直ちに邦人の皆様の安全に影響がある状況ではなく,危険情報は出ておりません。他方,北朝鮮は核実験や弾道ミサイル発射を繰り返していることから,今回改めてお知らせを出させていただきました。朝鮮半島情勢に関する情報には,引き続き注意してください。
複数のソウル発券の航空券を持っている身としては、非常に困る状況ですが、いついけなくなるかわからないので、たまには台北発券を考えてみようと思います。
まずは、JAL/ANAから。
日本との往復を確保しなければ始まりません。東京の単純往復のビジネスクラスで調べます。
JALのビジネスクラスは、シーズナリティが細かく指定されてますが、最安の時期を選択すれば、68,200円(諸費用別)。ブッキングクラスはIなので、マイル加算率は、70%で、期限は3ヶ月。
単純な台湾往復で考えると悪い価格ではないですが、フェアベーシスを見ると、1回あたりNT$1500を払えば、片道1回ストップオーバーできるので、これに羽田/那覇便をつけてみます。
最安で82,600円。東京で2回ストップオーバーすると、NT$1,500(5,389円)X2=10,778円で、93,378円+諸費用。クラスJですが、沖縄往復がつくなら悪くないです。台北/羽田は、加算率70%なので、往復で3,594FOPですが、片道7,000円+税で、那覇便ファーストクラスにアップグレードできれば、その区間は150%つくので、往復6,702FOP。約1万FOP。諸経費が1万円くらいはかかるので、FOP単価は11円。悪くない単価です。
ANA派の方は、単純東京往復、沖縄往復ともに最安値はJALと同額で3ヶ月期限ですが、シーズナリティによる制限や、ストップオーバーがJALよりゆるいです。
下記が那覇往復の価格です。
ブッキングクラスPは、国際線区間がJALのI同様70%加算です。
フェアベーシスを見てみると、
ストップオーバーが片道1回、往復2回、無料で付きます。TSA/HND(S/O)/OKA(目的地)/HND(S/O)/TSAでも、追加費用はなし。羽田那覇便のJALのファーストクラスはシーズンによりますが、片道2−4便しかありませんが、ANAのプレミアムクラスであれば、全便設定があるので、使い勝手はこちらのほうが良さそうです。
あとは、定番のアップグレード可能の途中降機2回、有効期限1年の北米便とかでしょうか。
JALで、TPE/TYO/NYCのブッキングクラスKがNT$61,500(22万円)ANAは、ブッキングクラスUが日本発の基準でシーズン料金になり、NT$64,800(23万円)〜。アップグレード可能エコで、台北東京往復と東京ニューヨーク往復でこの価格はいいんじゃないでしょうか。ANAは、日本のアメリカ出発時期で価格が上がるので、こちらは、JALのほうがお得感は高いです。
さて、ソウルに拠点を移すまでは、台北から発券していたのですが、台北発券といえば、やはり、キャセイパシフィックの東南アジア便でしょう。
ちなみに、キャセイ・パシフィックの予約クラスとキャビンクラスは、
Booking Class Code
Airline Code
Cabin Class
A
CX
FIRST
B
CX
ECONOMY
C
CX
BUSINESS
D
CX
BUSINESS
E
CX
PREMIUM ECONOMY
F
CX
FIRST
G
CX
ECONOMY
H
CX
ECONOMY
I
CX
BUSINESS
J
CX
BUSINESS
K
CX
ECONOMY
L
CX
ECONOMY
M
CX
ECONOMY
N
CX
ECONOMY
O
CX
ECONOMY
P
CX
BUSINESS
Q
CX
ECONOMY
R
CX
PREMIUM ECONOMY
S
CX
ECONOMY
T
CX
ECONOMY
U
CX
BUSINESS
V
CX
ECONOMY
W
CX
PREMIUM ECONOMY
X
CX
ECONOMY
Y
CX
ECONOMY
Z
CX
FIRST
ビジネスクラスは、C/D/I/J/P/Uですが、高い順にJ/C/D/Iの順。PとUは、見たことないので、特典とかアップグレードでしょうか。
いつもなら、ExpertFlyerなのですが、ExpertFlyerで探しても、台北発のアジア行きは、安いチケットが出てきません。
これじゃ、日本発のJALのビジネスクラスと変わりません。
ちなみに、日付を入れて、CXのウェブサイトで探せば出てきます。
ExpertFlyerに適当に入れた日付と合わせて、TPE/HKG/BKKのビジネスクラスを検索すると
NT$16,166。日本円で58,000円(NT$1=3.6円)
サーチャージとか税金がざっくり1万円くらいかかりますが、かなり安いのが出てきました。
いちいち、検索するのが面倒なので、台湾発券といえば、代名詞とも言える旅行代理店、勝美旅行社さんの料金表を拝借します。
行き先によって、NT$17,400〜20,200なので、今のレート(NT$1=3.6円)で考えると62,500円〜72,500円。
Iクラスのシンガポールで調べてみます。
税金・サーチャージ・手数料などを含むとNT$21,188なので、76,000円。
シンガポールでFOPを考えると、TPE/HKG/SINのTPMは2,105マイルなので、往復4,210マイル。
獲得FOPは、ビジネスクラスで125%なので、5,262FOP。
FOP単価は、14.4円。こう考えると絶対額は安いですが、FOP単価的にはそんなに良くないですね。
台北まで行くことを考えると、日本発東南アジア行きのブッキングクラスIを使ったホテル付きパッケージツアーを使ったほうが安上がりでいいのかなとも思います。
あと、個人的には、以前使っていたブッキングクラスDのTPE/NRT-HND/HKG/TPEが、NT$36,000で使い勝手がよかったので、おすすめです。もう少し、円が高くなってくれるといいんですが。
あともう一つ狙い目は、よくやってるマレーシア航空のビジネスクラスセールです。
日本発着便でも、東南アジアが10万円均一みたいな爆安ビジネスがたまにでますが、そのタイミングで台北発をチェックしてみると、あり得ない価格で販売がされていたりします。
今は、そこまで安いチケットは出ていませんが、それでもこんな感じ。
台北発ジャカルタ往復でNT$15,200(54,600円)、台北発クアラルンプール、シンガポールがNT$15,600 (56,000円)。すべてクアラルンプール経由になるので、おすすめは、クアラルンプールです。
セール時期には、これらが半額、3万円を切る値段も出たりするので、セール時期には台北発を探してみるのも良いと思います。
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