JALの最上級会員(JMBダイヤモンド/JGCプレミア)になると翌年の国内線のファーストクラスアップグレードクーポンが送られてきます。

ファーストクラスクーポン

ファーストクラスと普通席料金の差額にこのクーポンを充てられるというもので、普通運賃・往復・特便などの事前にファーストクラスが予約できる料金であれば、普通席分だけを支払って、搭乗日チェックイン時にクーポンをカウンターに渡すことで、普通席料金でファーストクラスに搭乗できるというものです。ただし、記載の通り「国内線ファーストクラス搭乗分フライトマイルは積算されない」ので、FOPも普通席分しかつきません。

となると、現金で払ったほうが得じゃんということになり、結局、毎年使わずに余ってしまうということになっています。(どっちが勿体無いのかわかりませんが)


先得などの事前にファーストクラスが予約できない予約クラスの場合には、どうなるのかというと、当日、ファーストクラスに空きがあった場合には、ファーストクラスとの差額分に充当できるというものです。羽田/伊丹、羽田/福岡便などは、ファーストクラス設定機材が多いので、当日空いていることもありますが、那覇便は、そもそも設定便が少なく、週末や繁忙期だと当日に空いていることなど、ほぼありません。

となると、ファーストクラスは、国内線先行予約サービスの対象外なので、搭乗2ヶ月前の午前9時半に待ちかまえて、特便21で予約を入れるしかありません。が、繁忙期は、設定がなかったり、9時半ジャストにアクセスしても、売り切れということも多いです。

では、搭乗2ヶ月前よりも前に、ファーストクラスアップグレードクーポンを使って確実にファーストクラスを予約する方法はないのでしょうか?探してみたところ、1つだけ方法が見つかりました。

国際線にアドオンでつける国内線です。一時期、エコノミークラスでの修行をされる方々に人気だった「SINタッチ(2015年3月で終了)」(那覇発羽田乗り換えシンガポール往復に、羽田/那覇、那覇/羽田ををつけてHND/OKA/HND/SIN/HND/OKA/HNDにする)でも活用されてきた「国際線乗り継ぎ割引運賃」です。SINタッチでいうところの最初のHND/OKAと最後のOKA/HNDの部分です。

国際線乗継割引

このチケットは、国際線とセットで購入するので、国内線部分も330日前から購入可能です。日付変更が不可(当日空席のある早い便に変更のみ可)なので、事前に予定をフィックスさせる必要がありますが、国際線から帰ってきて、しばらく経って(24時間以内とかの制限はありません)国内便に乗るのも可能です。

国際線乗り継ぎ割引運賃の国内線は、マイレージ、FOP上は100%加算の普通席です。クーポンの裏面に記載にはありませんが、ファーストクラスアップグレードクーポンでのアップグレード対象運賃のようです。ダイヤモンドデスクの「国際線」に電話して、ファーストクラスアップグレードクーポンの利用の旨を伝えれば、2ヶ月以上前でも、ファーストクラスが確定できます。あくまでも、つけられるのは、国際線の往路も前、復路の後の片道なので、地方発羽田経由海外の設定がなくなった今では、地方空港/HND/海外/HND/地方空港ということになり、地方都市(例えば那覇とか)のループを繰り返すことになります。

この手法の一番のデメリットは、日付変更ができないという点です。

そのデメリットをなくした、自由度がある方法としては、海外発券の海外発日本行きの航空券に日本国内線をアドオンする方法があります。例えば、ソウル発券でいえば、GMP/HND/OKA/HND/GMPのチケットで、羽田で2回ストップオーバーでき、有効期限1年のビジネスクラスのチケットが、+約133万Wです。もちろん、羽田那覇往復は、1年の有効期限内であれば、無料で変更可能です。

こちらも、ダイヤモンドデスクの国際線に電話して、ファーストクラスアップグレードクーポンの利用の旨を伝えれば、2ヶ月以上前でも、ファーストクラスが確定できます。実際、価格でいうと、日本発券の国際線にアドオンのほうが少し安いですが、自由度を考えると、海外発券+アドオンのほうがおすすめです。

ちなみに、座席指定は、搭乗2ヶ月と2週間前にならないとできませんので、あしからず。

https://geektravellers.com/wp-content/uploads/2016/03/th_IMG_5160-750x562.jpghttps://geektravellers.com/wp-content/uploads/2016/03/th_IMG_5160-200x200.jpggeektravellers.com割安航空券AIRLINES海外発券featuredJAL GLOBAL CLUB/JAL CARDワンワールドJAL/日本航空格安ビジネスクラスJGCプレミア,JGP,JMB,JML,グローバルクラブ,ソウル発券,ダイヤモンド,ファーストクラス,ファーストクラスアップグレードクーポン,上級会員,事前,事前予約,国内線,格安,海外乗り継ぎ割引,海外発券
JALの最上級会員(JMBダイヤモンド/JGCプレミア)になると翌年の国内線のファーストクラスアップグレードクーポンが送られてきます。 ファーストクラスと普通席料金の差額にこのクーポンを充てられるというもので、普通運賃・往復・特便などの事前にファーストクラスが予約できる料金であれば、普通席分だけを支払って、搭乗日チェックイン時にクーポンをカウンターに渡すことで、普通席料金でファーストクラスに搭乗できるというものです。ただし、記載の通り「国内線ファーストクラス搭乗分フライトマイルは積算されない」ので、FOPも普通席分しかつきません。 となると、現金で払ったほうが得じゃんということになり、結局、毎年使わずに余ってしまうということになっています。(どっちが勿体無いのかわかりませんが) 先得などの事前にファーストクラスが予約できない予約クラスの場合には、どうなるのかというと、当日、ファーストクラスに空きがあった場合には、ファーストクラスとの差額分に充当できるというものです。羽田/伊丹、羽田/福岡便などは、ファーストクラス設定機材が多いので、当日空いていることもありますが、那覇便は、そもそも設定便が少なく、週末や繁忙期だと当日に空いていることなど、ほぼありません。 となると、ファーストクラスは、国内線先行予約サービスの対象外なので、搭乗2ヶ月前の午前9時半に待ちかまえて、特便21で予約を入れるしかありません。が、繁忙期は、設定がなかったり、9時半ジャストにアクセスしても、売り切れということも多いです。 では、搭乗2ヶ月前よりも前に、ファーストクラスアップグレードクーポンを使って確実にファーストクラスを予約する方法はないのでしょうか?探してみたところ、1つだけ方法が見つかりました。 国際線にアドオンでつける国内線です。一時期、エコノミークラスでの修行をされる方々に人気だった「SINタッチ(2015年3月で終了)」(那覇発羽田乗り換えシンガポール往復に、羽田/那覇、那覇/羽田ををつけてHND/OKA/HND/SIN/HND/OKA/HNDにする)でも活用されてきた「国際線乗り継ぎ割引運賃」です。SINタッチでいうところの最初のHND/OKAと最後のOKA/HNDの部分です。 このチケットは、国際線とセットで購入するので、国内線部分も330日前から購入可能です。日付変更が不可(当日空席のある早い便に変更のみ可)なので、事前に予定をフィックスさせる必要がありますが、国際線から帰ってきて、しばらく経って(24時間以内とかの制限はありません)国内便に乗るのも可能です。 国際線乗り継ぎ割引運賃の国内線は、マイレージ、FOP上は100%加算の普通席です。クーポンの裏面に記載にはありませんが、ファーストクラスアップグレードクーポンでのアップグレード対象運賃のようです。ダイヤモンドデスクの「国際線」に電話して、ファーストクラスアップグレードクーポンの利用の旨を伝えれば、2ヶ月以上前でも、ファーストクラスが確定できます。あくまでも、つけられるのは、国際線の往路も前、復路の後の片道なので、地方発羽田経由海外の設定がなくなった今では、地方空港/HND/海外/HND/地方空港ということになり、地方都市(例えば那覇とか)のループを繰り返すことになります。 この手法の一番のデメリットは、日付変更ができないという点です。 そのデメリットをなくした、自由度がある方法としては、海外発券の海外発日本行きの航空券に日本国内線をアドオンする方法があります。例えば、ソウル発券でいえば、GMP/HND/OKA/HND/GMPのチケットで、羽田で2回ストップオーバーでき、有効期限1年のビジネスクラスのチケットが、+約133万Wです。もちろん、羽田那覇往復は、1年の有効期限内であれば、無料で変更可能です。 こちらも、ダイヤモンドデスクの国際線に電話して、ファーストクラスアップグレードクーポンの利用の旨を伝えれば、2ヶ月以上前でも、ファーストクラスが確定できます。実際、価格でいうと、日本発券の国際線にアドオンのほうが少し安いですが、自由度を考えると、海外発券+アドオンのほうがおすすめです。 ちなみに、座席指定は、搭乗2ヶ月と2週間前にならないとできませんので、あしからず。
プッシュ通知を