早めの夏休みをとってアイスランドに行ってきたのですが、アイスランドへの日本からの直行便はありません。ロンドン、パリ、アムステルダム、フランクフルト経由でも行けますが、ポピュラーなのが、北欧経由、特にコペンハーゲンからの行き方です。ところが、コペンハーゲンへの日本からの直行便は、スカンジナビア航空のみ。今年は、せっかくJALがダイヤモンドなので、できれば、ワンワールド贔屓でとなると、経由便しかありません。
ということで、前置きが長くなりましたが、ドーハの新空港も、最新機種を取り揃えている機材も興味があったので、今回は、カタール航空のビジネスクラスでドーハ経由で行くことにしました。
最近の中東のエアライン御三家、エミレーツ、エデイハド、カタール)は、豊富な資金を背景に、最新の機材(エコノミーはどうかわかりませんがビジネス、ファーストに限ってです)豪華なサービスを取り揃えています。エミレーツとエディハドは、ビジネスクラスよりファーストに力を入れている印象があります。カタール航空は、ファーストを減らして、ビジネスを充実させている印象です。
エミレーツのA380のファーストクラスの個室スイートや機内シャワーが有名ですが、最近だとエディハドがA380に設定した執事付きレジデンスが記憶に新しいと思います。もはや、ホテルです。機内でシャワーを浴びる必要があるか問われると必要はないですが、必要とかじゃないですから。万が一、乗ることがあれば、絶対シャワーをあびると思います。
3社とも、就航路線の拡大が顕著で、。それぞれのホームの空港を、大型の文字通りハブにして、経由便で各都市を結び輸送量を急速に拡大しています。ちなみに、カタール航空の就航都市は、なんと72カ国143都市。確か、先日のブラジルのワールドカップの時の日本の選手とかの移動が、ドーハ経由だったみたいなので、カタール航空だったのでしょうか。
カタール航空は、SKYTRAX社のAirline of the Yearでも、2011,2012は1位、2013,2014は2位とかなり高い評価で、中東御三家の中で唯一5つ星(世界で7社)を持ち、2014年のWorld’s Best Airline Business Classも受賞。そんな中、先日ワンワールドに加盟したので、ヨーロッパ往復で、20,000FOPがJALに加算されるので、今回の選択肢に浮上したというわけです。
カタール航空は、羽田にも就航しましたが、羽田のファーストクラスラウンジが2014年の8月末まで改装中なので、成田便です。NRT/DOHは、1日に1便。ANA、JAL双方のコードシェアになっています。ワンワールド入りしたので、第2ターミナルから出発です。
チェックイン
22時30分発、成田空港自体の最終便なので、ターミナルはさすがにガラガラ。
カタール航空のカウンターは、JALの地上係員が対応していました。JMBダイアモンドを提示してファーストクラスカウンターでチェックインします。目的は、First Class Priorityのラゲッジタグです。今回の機材は、NRT/DOH,DOH/CPHともにファースト設定がありませんが、First Class Priorityのラゲッジタグが付いていると、ラゲッジスルーして、CPHで受け取るときに、一番はじめに出てくる可能性が高いからです。
ゲートは、サテライトですが、この時間は、もう、本館のラウンジしかやってないので、本館のラウンジを使うよう案内されます。
JALのファストトラックを通って、パスポートコントロールを抜けると正面の本館ラウンジです。
最終便で、ファーストクラス設定なしの便ということは、JALのファーストクラスラウンジに入っている人は、ワンワールドエメラルドの人だけということ。さすがにガラガラです。僕らを合わせて、6人しか客がいませんでした。
さて、サテライトからの搭乗なので、連絡通路を歩きます。
かつては、国内唯一の水平エレベーターのシャトルが本館とサテライトを結んでいたのですが、2013年の9月に廃止されました。
空気で車体を浮上させて、ワイヤーで引っ張るという珍しい仕組みだったんですけどね。
今は、サイドウォークができたので、歩きです。結構な時間がかかります。
さて、機内に入ります。アブレストは、2−2−2。縦が十分にありますが、窓際の席は、通路側の人が寝ていた場合、またがなければなりません。1人旅の際は、中央の2席のどちらかを指定したほうがいいですね。
Qatar Airways Boeing 777-200LR Business Class cabin Beltyukov Creative Commons 3.0
(実は、よい写真が見つからなかったので、上の写真はWikipediaより拝借)
搭乗したら、アメニティを渡され、ウェルカムドリンクです。アメニティは、フェラガモでした。僕は香水は使わないのですが、こういうポーチって無駄にたまりますよね。
ドーハまでの行きの便は、乗ってすぐ夕食、到着の前に朝食です。
メニューは、WINE LISTと食事のメニューの2つに分かれています。
複数の有名シェフが監修ではいっているらしく、NOBUの松久信幸も監修で入っているようです。
メニュー
監修のシェフ紹介
夕食のメニュー(日本語)
参考までに、食事の写真を。
ボリュームがとにかく多いのですが、味は、機内食の中では良い方だと思います。
機内エンターテインメントは、邦画も含めて、映像、アルバムまるごと聞ける音楽など、満足のいく内容。ノイズキャンセリングヘッドフォンは、JAL国内線ファーストにあるようななんちゃってではなく、かなり機能します。iPhoneで音楽を聞くときにも、イヤホンの上にヘッドフォンをつけて聴いていました。
肝心のシートですが、JALのシェルフラットほどではないのですが、ほんの少し、傾いている感じがしましたが、十分に広く、ぐっすり眠れるベッドシートでした。
シートコントローラー
縦の長さは窓3個分くらい
ひざ掛け下にはVittel
フルフラットにした写真が見当たらなかったのですが、シートの横に窓が3つあるので、だいたいのスペースがイメージできると思います。このフライトでは、機内用のパジャマがもらえます。もちろん、機内では使わなかったのですが、旅行中、ホテルで寝るときに使い、捨ててきました。
実は、この後乗り継ぎで乗った、B787は、もっと満足の行く内容だったのですが、777でも十分です。羽田ードーハ線は、B787なので、ラウンジの改装が終了する9月以降は、羽田発を選択したほうが良さそうです。
今なら、羽田就航記念キャンペーンで、羽田発ドーハ経由のヨーロッパのビジネスクラス往復が28万円〜(航空券代のみ)です。これでも、かなり安いと思います。
羽田就航記念スペシャル!特別運賃キャンペーン
https://www.qatarairways.com/jp/jp/offers/ibe-haneda-promo.page
オイルマネーの国だからでしょうか?サーチャージがとにかく安いです。
参考までにコペンハーゲンまでの往復で航空券以外にかかった金額が以下。 現地空港税等の諸費用(大人) 3,480円 空港施設使用料等(日本)(大人) 2,610円 燃油サーチャージ/航空保険特別料金(大人) 32,000円
カタール航空は、こういうキャンペーンをよくやっているので、見つけたら、紹介していこうと思います。たまに、航空券代が15万円なんてバーゲンセールもあるので。
https://geektravellers.com/2014/08/10/%e3%82%ab%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%ab%e8%88%aa%e7%a9%ba%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%b9b777%e3%81%a7%e8%a1%8c%e3%81%8f%e3%83%a8%e3%83%bc%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%91/ https://geektravellers.com/wp-content/uploads/2014/08/th_Qatar_Airways_Boeing_777-200LR_Business_Class_cabin_Beltyukov.jpg https://geektravellers.com/wp-content/uploads/2014/08/th_Qatar_Airways_Boeing_777-200LR_Business_Class_cabin_Beltyukov-53x53.jpg 2014-08-10T09:49:49+09:00 geektravellers.com 割安航空券 featured ワンワールド カタール航空 格安ビジネスクラス 2014,FOP,JGC,JMB,ビジネスクラス,フルフラット,ヨーロッパ,ワンワールド,上級会員,修行,夏休み,格安 早めの夏休みをとってアイスランドに行ってきたのですが、アイスランドへの日本からの直行便はありません。ロンドン、パリ、アムステルダム、フランクフルト経由でも行けますが、ポピュラーなのが、北欧経由、特にコペンハーゲンからの行き方です。ところが、コペンハーゲンへの日本からの直行便は、スカンジナビア航空のみ。今年は、せっかくJALがダイヤモンドなので、できれば、ワンワールド贔屓でとなると、経由便しかありません。
ということで、前置きが長くなりましたが、ドーハの新空港も、最新機種を取り揃えている機材も興味があったので、今回は、カタール航空のビジネスクラスでドーハ経由で行くことにしました。
最近の中東のエアライン御三家、エミレーツ、エデイハド、カタール)は、豊富な資金を背景に、最新の機材(エコノミーはどうかわかりませんがビジネス、ファーストに限ってです)豪華なサービスを取り揃えています。エミレーツとエディハドは、ビジネスクラスよりファーストに力を入れている印象があります。カタール航空は、ファーストを減らして、ビジネスを充実させている印象です。
エミレーツのA380のファーストクラスの個室スイートや機内シャワーが有名ですが、最近だとエディハドがA380に設定した執事付きレジデンスが記憶に新しいと思います。もはや、ホテルです。機内でシャワーを浴びる必要があるか問われると必要はないですが、必要とかじゃないですから。万が一、乗ることがあれば、絶対シャワーをあびると思います。
3社とも、就航路線の拡大が顕著で、。それぞれのホームの空港を、大型の文字通りハブにして、経由便で各都市を結び輸送量を急速に拡大しています。ちなみに、カタール航空の就航都市は、なんと72カ国143都市。確か、先日のブラジルのワールドカップの時の日本の選手とかの移動が、ドーハ経由だったみたいなので、カタール航空だったのでしょうか。
カタール航空は、SKYTRAX社のAirline of the Yearでも、2011,2012は1位、2013,2014は2位とかなり高い評価で、中東御三家の中で唯一5つ星(世界で7社)を持ち、2014年のWorld's Best Airline Business Classも受賞。そんな中、先日ワンワールドに加盟したので、ヨーロッパ往復で、20,000FOPがJALに加算されるので、今回の選択肢に浮上したというわけです。
カタール航空は、羽田にも就航しましたが、羽田のファーストクラスラウンジが2014年の8月末まで改装中なので、成田便です。NRT/DOHは、1日に1便。ANA、JAL双方のコードシェアになっています。ワンワールド入りしたので、第2ターミナルから出発です。
チェックイン
22時30分発、成田空港自体の最終便なので、ターミナルはさすがにガラガラ。
カタール航空のカウンターは、JALの地上係員が対応していました。JMBダイアモンドを提示してファーストクラスカウンターでチェックインします。目的は、First Class Priorityのラゲッジタグです。今回の機材は、NRT/DOH,DOH/CPHともにファースト設定がありませんが、First Class Priorityのラゲッジタグが付いていると、ラゲッジスルーして、CPHで受け取るときに、一番はじめに出てくる可能性が高いからです。
ゲートは、サテライトですが、この時間は、もう、本館のラウンジしかやってないので、本館のラウンジを使うよう案内されます。
JALのファストトラックを通って、パスポートコントロールを抜けると正面の本館ラウンジです。
最終便で、ファーストクラス設定なしの便ということは、JALのファーストクラスラウンジに入っている人は、ワンワールドエメラルドの人だけということ。さすがにガラガラです。僕らを合わせて、6人しか客がいませんでした。
さて、サテライトからの搭乗なので、連絡通路を歩きます。
かつては、国内唯一の水平エレベーターのシャトルが本館とサテライトを結んでいたのですが、2013年の9月に廃止されました。
空気で車体を浮上させて、ワイヤーで引っ張るという珍しい仕組みだったんですけどね。
今は、サイドウォークができたので、歩きです。結構な時間がかかります。
さて、機内に入ります。アブレストは、2−2−2。縦が十分にありますが、窓際の席は、通路側の人が寝ていた場合、またがなければなりません。1人旅の際は、中央の2席のどちらかを指定したほうがいいですね。
Qatar Airways Boeing 777-200LR Business Class cabin Beltyukov Creative Commons 3.0
(実は、よい写真が見つからなかったので、上の写真はWikipediaより拝借)
搭乗したら、アメニティを渡され、ウェルカムドリンクです。アメニティは、フェラガモでした。僕は香水は使わないのですが、こういうポーチって無駄にたまりますよね。
ドーハまでの行きの便は、乗ってすぐ夕食、到着の前に朝食です。
メニューは、WINE LISTと食事のメニューの2つに分かれています。
複数の有名シェフが監修ではいっているらしく、NOBUの松久信幸も監修で入っているようです。
参考までに、食事の写真を。
ボリュームがとにかく多いのですが、味は、機内食の中では良い方だと思います。
機内エンターテインメントは、邦画も含めて、映像、アルバムまるごと聞ける音楽など、満足のいく内容。ノイズキャンセリングヘッドフォンは、JAL国内線ファーストにあるようななんちゃってではなく、かなり機能します。iPhoneで音楽を聞くときにも、イヤホンの上にヘッドフォンをつけて聴いていました。
肝心のシートですが、JALのシェルフラットほどではないのですが、ほんの少し、傾いている感じがしましたが、十分に広く、ぐっすり眠れるベッドシートでした。
フルフラットにした写真が見当たらなかったのですが、シートの横に窓が3つあるので、だいたいのスペースがイメージできると思います。このフライトでは、機内用のパジャマがもらえます。もちろん、機内では使わなかったのですが、旅行中、ホテルで寝るときに使い、捨ててきました。
実は、この後乗り継ぎで乗った、B787は、もっと満足の行く内容だったのですが、777でも十分です。羽田ードーハ線は、B787なので、ラウンジの改装が終了する9月以降は、羽田発を選択したほうが良さそうです。
今なら、羽田就航記念キャンペーンで、羽田発ドーハ経由のヨーロッパのビジネスクラス往復が28万円〜(航空券代のみ)です。これでも、かなり安いと思います。
羽田就航記念スペシャル!特別運賃キャンペーン
https://www.qatarairways.com/jp/jp/offers/ibe-haneda-promo.page
オイルマネーの国だからでしょうか?サーチャージがとにかく安いです。
参考までにコペンハーゲンまでの往復で航空券以外にかかった金額が以下。 現地空港税等の諸費用(大人) 3,480円 空港施設使用料等(日本)(大人) 2,610円 燃油サーチャージ/航空保険特別料金(大人) 32,000円
カタール航空は、こういうキャンペーンをよくやっているので、見つけたら、紹介していこうと思います。たまに、航空券代が15万円なんてバーゲンセールもあるので。
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