現地についたらすぐ使えるAIRSIM(香港)のすすめその2
全世界100以上の国と地域で、1日単位でデータ契約が可能なクラウドSIMのローミングサービスAIRSIM(香港) のご紹介は以前記事で行いました。
今回は、韓国で使ってみたので、実際の使い方をご案内します。使い方としては、どこの国でも使い方は一緒です。
初回セットアップ
まずは、AIRSIMのデータ通信用のアプリ「AIRSIM ROAM」をスマホにインストールします。
iOSの方はこちらから
androidの方はこちらから
立ち上げたら、AIRSIMの登録をしましょう。iPhoneの画面で進めます。

SIMに印字されている番号=カードに印字されている番号を入力するか、カメラでバーコードを読み込むことで自動入力されます。

同様にカードに記載のアクティベーションコードを入力したら、自分のメールアドレス、国と連絡先の携帯電話番号を入力して、セットアップは完了です。

データ通信プランの購入
データ通信プランは、1日単位で購入できます。複数日だとディスカウントがあったりします。

今回は韓国なのですが、1日あたり1.5USドルからと爆安な価格が表示されています。
韓国の場合、KTとSKのそれぞれのデータプランが用意されていました。


KTは、Limited Dataになっているのに対して、SKは、Unlimitedなので、おっSKの方が条件が良いと思いがちですが、Fair Use Policyが附則されています。1日あたり500MBを超えると256kbpsに制限とのこと。
1dayプランで考えるのであれば、価格も同じなので、1GBの制限のKTテレコムを選択するのがお得です。

KTテレコムの4G回線で24時間1GBのプランを3.99ドルで購入します。effective dateは、その日に使うなら、当日の日付、現地で使うより事前に購入しているのであれば、現地での利用開始日を(香港時間?)指定してください。
現地のプリペイドSIMに比べれば1日あたりだと割高ですが、それでもかなり割安です。

購入は、(iPhoneの場合)登録してあるApple Payでも支払えます。
この購入作業は、日本国内で事前に行って、利用開始日を指定できるので、渡航前に空港ラウンジで過ごしている時間にやっておきましょう。短期滞在だと、事前にAmazonでも買っていない場合、現地で購入する手間も結構な負担です。
短期滞在のときは、SIMを用意するのも面倒なので、ついつい、日本国内のキャリアのローミングを使ってしまいますが、日本のキャリアは、日本時間の暦日で1日25MBを超えるだけで1日2,980円。25MBなんて、すぐ超えちゃうんで、1泊2日で約6,000円と結構バカにならない価格です。

上記のメッセージを適当に日本語訳しておきます。
現地に到着したら、キャリア選択を自動にして、AIRSIMを挿入してください。
すでに目的に到着していて、現地でプランを購入した場合には、スマホを再起動してください。
パッケージを更新した場合には、アプリ上で「Valid Package」を選択して、「Use New Package」をタップして、00001に電話してください。
(通話自体はつながりませんが、問題はありません)
※データ通信は、3分以内に使えるようになります。
AIRSIMの挿入
シングルSIMのスマホの場合には、現地について日本のSIMカードとAIRSIMを入れ替える必要があります。先述の中国市場向けiPhone XS Max/XRであれば、日本のSIMを入れたまま、さらにAIRSIMを入れることが可能です。

DSDSiPhoneの場合、このように日本のSIMをカードの裏側にAIRSIMを設置してトレーを挿入します。

今回の場合、すでにパッケージは購入済みなので、了解を押します。

データローミングをONにしてください。APNを設定する必要があることもあります。とのことですが、今回のKTのプランは、Autoセットアップなので、大丈夫。なので、了解をタップ。

しばらくすると、無事KT(上段)を掴みました。(まだ、ローミングオンにする前の写真なのでデータ通信マークがついておりませんが)
下段のS(SoftBank SIM)は、SKを掴んでいます。

ちなみに、APNを開いてみると、どうやら、香港のthree経由のローミングになているようですね。
以上、AIRSIMのすすめ その2でしたが、1週間とか10日とかの長期滞在のときは、プリペイドSIMの方が安くて使い勝手がよいケースもありますので、そこは、手間とコストを比較したほうがいいと思います。