今回のヨーロッパでは、不幸にもスリにカバンの中から財布をすられ、おろしたばかりの現金はもちろん、複数のクレジットカード、複数の銀行カード、カードキー、免許証、会員証、ホテルや航空会社のカード、金券、領収書などをすべて失いました。

また、帰りの飛行機では、遅延常習犯のTAPポルトガル航空のリスボンからヒースロー行きの飛行機が大幅遅延し、ヒースロー到着時には、羽田行きのANAはすでに飛び立ったあとということになり、急遽、リスボンからフランクフルトへ飛び、フランクフルトに一泊。翌日、フランクフルトから羽田行きのANAに乗っての帰国となりました。

意図せずして、アメックスプラチナ付帯の保険を2つ利用する結果となり、アメックス保険の内容を体で感じることとなりました。

アメックスプラチナカードの規定を見ます。

携行品損害保険


まずは、盗難の件。今回の旅行は、ホテル代はアメックスですが、航空券周りは、東京/ポルトガルは、ANAカードしか使っていません。

保証対象
海外旅行の場合、日本出入国のために時 刻表に基づいて運航される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージツアー の料金をいいます。とのことだったので、今回は、旅行代金は旅行代金をカードで決済していない場合になります。その場合でも、携行品損害保険金が本人とその家族に適用されます。

細かい規定は下記
携行品損害保険

保険窓口に電話して確認してみたところ、パスポートの再発行料金などは、保険でカバーされるのですが、運転免許の再発行料はカバーされないなどの規定があるようでした。現金や商品券などはもちろん補償対象外なので、今回のケースでは、盗まれた財布の時価とマンションのカードキーなどの再発行手数料等が補償対象となり、免責金額の3,000円を差し引いた金額が振り込まれました。ちなみに、他にダイナース、三井住友のゴールドなどでも同じ補償があったらしく、ダイナースで手続きをすれば、3,000円の免責金額がないとのことでしたが、面倒なので、そのまま手続きを進めました。

航空便遅延費用


今回の遅延では、2つの保険が対象となります。
ひとつは、リスボンの空港で出航が遅延して待たされている間の食事代を補償する「出航遅延、欠航、 搭乗不能費用保険金」で、もうひとつは、「乗継遅延費用保険金」で遅延のせいで乗り継ぎ便に乗れなかったときの費用を補償するものです。

遅延補償

まず、リスボン空港で、ラウンジのないシェンゲン圏外向けのエリアに出てしまったあとで、飛行機の遅延となってしまったので、いる場所もなく、ゲート前のレストランで食事をして、あとはずっとワインを飲みながら過ごしていました。

こういう場合の補償をするのが「出航遅延、欠航、 搭乗不能費用保険金」というものなのですが、被保険者が搭乗する予定だった航空便について、 出航予定時刻から4時間以上の出航遅延、航空便 の欠航もしくは運休または当該航空会社の搭乗 予約受付業務のかしによる搭乗不能が生じ、当 該航空便の出航予定時刻から4時間以内に代替 えとなる他の航空便を利用できないとき

今回の遅延は3時間だったので、対象外となりました。

もう一つが、「乗継遅延費用保険金」です。
被保険者が航空便を乗り継ぐ場合において、乗 り継ぎ地点へ到着する被保険者の搭乗した航空 便の遅延によって乗り継ぎ地点から出発する被 保険者の搭乗する予定だった航空便に搭乗する ことができず、到着便の実際の到着時刻から4時 間以内に出発便の代替となる他の航空便を利用 できなかったとき

こちらは、フランクフルトへの到着から4時間以内には、羽田行きに乗れず、翌日だったので、適用されました。ホテル代の実費、食事代(酒含む)の実費の合計が最大3万円まで補償されます。ただし、この場合、カード決済していないので、カード本会員のみが対象となるようです。

カード本会員は、カード決済していなくても、大抵の場合、補償対象となるので、家族と出かけるときは、できるだけ、家族カードで決済をしておいたほうが良さそうです。家族カードで決済しておけば、家族カード会員は、旅行代金をそのカードで決済したときの補償がされるので、結果的に本会員と決済した家族カード会員の両方が補償されます。できれば、補償されるような事態にならないことを望みますが。

航空会社が用意してくれたホテルは、シャンプーとリンスとボディソープが全部共通の1つの液体しかなく、アメニティは全くなし。歯ブラシもないようなかなりひどいホテルでした。真夜中だったこともあり、ホテルを移る気力もなく、実際に負担したのは、パブで飲んだビールくらいで数千円でしたが、こんなことなら、航空会社にあてがわれたホテルを断って、シェラトン・フランクフルトエアポートホテルにでも移っておけばよかったと思い返すと思いますが、実際には、なかなかそんな判断はできないものです。

しかし、なかなかアメックス・プラチナカードの旅行関連の保険は充実してることを実感しましたが、できれば、もう、この保険を適用されるようなことがないことを望みます。いずれにしても、領収書、レシートは常にもらっておく癖をつけておいたほうがいいです。

2017.11.19追記
ここからアメックスプラチナの発行申し込みができるようになりました。

2018.6.20
AMEXからの警告状が来て、AMEX PLATINUMの紹介リンクの掲載ができなくなりました。

 

https://geektravellers.com/wp-content/uploads/2016/09/7a6b3e32e0d7cfb7b03546a7f76b1157-750x263.jpghttps://geektravellers.com/wp-content/uploads/2016/09/7a6b3e32e0d7cfb7b03546a7f76b1157-200x200.jpggeektravellers.comfeaturedAmerican Express Platinum/Gold/GreenANA/全日空TAPポルトガル航空アメックス,カード決済してない,プラチナ,保険金,基本カード会員,基本カード会員の家族,家族カード会員,携行品損害保険,旅行保険,海外旅行,盗難,紛失,自動付帯,航空便遅延費用,補償対象,証明書,財布,遅延,領収書,飛行機
今回のヨーロッパでは、不幸にもスリにカバンの中から財布をすられ、おろしたばかりの現金はもちろん、複数のクレジットカード、複数の銀行カード、カードキー、免許証、会員証、ホテルや航空会社のカード、金券、領収書などをすべて失いました。 また、帰りの飛行機では、遅延常習犯のTAPポルトガル航空のリスボンからヒースロー行きの飛行機が大幅遅延し、ヒースロー到着時には、羽田行きのANAはすでに飛び立ったあとということになり、急遽、リスボンからフランクフルトへ飛び、フランクフルトに一泊。翌日、フランクフルトから羽田行きのANAに乗っての帰国となりました。 意図せずして、アメックスプラチナ付帯の保険を2つ利用する結果となり、アメックス保険の内容を体で感じることとなりました。 アメックスプラチナカードの規定を見ます。 携行品損害保険 まずは、盗難の件。今回の旅行は、ホテル代はアメックスですが、航空券周りは、東京/ポルトガルは、ANAカードしか使っていません。 海外旅行の場合、日本出入国のために時 刻表に基づいて運航される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージツアー の料金をいいます。とのことだったので、今回は、旅行代金は旅行代金をカードで決済していない場合になります。その場合でも、携行品損害保険金が本人とその家族に適用されます。 細かい規定は下記 保険窓口に電話して確認してみたところ、パスポートの再発行料金などは、保険でカバーされるのですが、運転免許の再発行料はカバーされないなどの規定があるようでした。現金や商品券などはもちろん補償対象外なので、今回のケースでは、盗まれた財布の時価とマンションのカードキーなどの再発行手数料等が補償対象となり、免責金額の3,000円を差し引いた金額が振り込まれました。ちなみに、他にダイナース、三井住友のゴールドなどでも同じ補償があったらしく、ダイナースで手続きをすれば、3,000円の免責金額がないとのことでしたが、面倒なので、そのまま手続きを進めました。 航空便遅延費用 今回の遅延では、2つの保険が対象となります。 ひとつは、リスボンの空港で出航が遅延して待たされている間の食事代を補償する「出航遅延、欠航、 搭乗不能費用保険金」で、もうひとつは、「乗継遅延費用保険金」で遅延のせいで乗り継ぎ便に乗れなかったときの費用を補償するものです。 まず、リスボン空港で、ラウンジのないシェンゲン圏外向けのエリアに出てしまったあとで、飛行機の遅延となってしまったので、いる場所もなく、ゲート前のレストランで食事をして、あとはずっとワインを飲みながら過ごしていました。 こういう場合の補償をするのが「出航遅延、欠航、 搭乗不能費用保険金」というものなのですが、被保険者が搭乗する予定だった航空便について、 出航予定時刻から4時間以上の出航遅延、航空便 の欠航もしくは運休または当該航空会社の搭乗 予約受付業務のかしによる搭乗不能が生じ、当 該航空便の出航予定時刻から4時間以内に代替 えとなる他の航空便を利用できないとき。 今回の遅延は3時間だったので、対象外となりました。 もう一つが、「乗継遅延費用保険金」です。 被保険者が航空便を乗り継ぐ場合において、乗 り継ぎ地点へ到着する被保険者の搭乗した航空 便の遅延によって乗り継ぎ地点から出発する被 保険者の搭乗する予定だった航空便に搭乗する ことができず、到着便の実際の到着時刻から4時 間以内に出発便の代替となる他の航空便を利用 できなかったとき。 こちらは、フランクフルトへの到着から4時間以内には、羽田行きに乗れず、翌日だったので、適用されました。ホテル代の実費、食事代(酒含む)の実費の合計が最大3万円まで補償されます。ただし、この場合、カード決済していないので、カード本会員のみが対象となるようです。 カード本会員は、カード決済していなくても、大抵の場合、補償対象となるので、家族と出かけるときは、できるだけ、家族カードで決済をしておいたほうが良さそうです。家族カードで決済しておけば、家族カード会員は、旅行代金をそのカードで決済したときの補償がされるので、結果的に本会員と決済した家族カード会員の両方が補償されます。できれば、補償されるような事態にならないことを望みますが。 航空会社が用意してくれたホテルは、シャンプーとリンスとボディソープが全部共通の1つの液体しかなく、アメニティは全くなし。歯ブラシもないようなかなりひどいホテルでした。真夜中だったこともあり、ホテルを移る気力もなく、実際に負担したのは、パブで飲んだビールくらいで数千円でしたが、こんなことなら、航空会社にあてがわれたホテルを断って、シェラトン・フランクフルトエアポートホテルにでも移っておけばよかったと思い返すと思いますが、実際には、なかなかそんな判断はできないものです。 しかし、なかなかアメックス・プラチナカードの旅行関連の保険は充実してることを実感しましたが、できれば、もう、この保険を適用されるようなことがないことを望みます。いずれにしても、領収書、レシートは常にもらっておく癖をつけておいたほうがいいです。 2017.11.19追記 ここからアメックスプラチナの発行申し込みができるようになりました。↓ 2018.6.20 AMEXからの警告状が来て、AMEX PLATINUMの紹介リンクの掲載ができなくなりました。  
プッシュ通知を