以前からご紹介している通り、羽田空港の行き帰りは、Uberの定額がおすすめです。羽田までUberで行って、飛行機に乗り、現地の空港についたら、同じUbernoアプリを立ち上げて、Uberを呼ぶ。現地のタクシーは、現金しか使えなかったり、言葉の問題もあって、行き先の説明がうまくできなかったり、時には、メーターを倒してくれず、不毛な料金交渉をしなければならないことがあったので、最近は、滞在期間中に現地のタクシーに一度も乗らないことも当たり前になってきました。

先日のクアラルンプールも、いつもどおり、Uberでの移動が中心でした。
そんな中で、Uberが東南アジアから撤退というニュースが入ってきました。東南アジアの事業をGrabに譲渡し、Grabの株式を取得するというものです。Uberライクなサービスというのは、どこの地域にもありますが、Uberであれば、どこの国でも同じアプリで使えますし、英語がベースであるおかげか、どこの国でも、ドライバーに英語が通じるという安心感があったので、どこの国でも、Uberがあれば、Uberを選択するようになっていました。

そんなわけで、先日も、ホーチミンの空港に到着し、迷わずUberのアプリを立ち上げました。
念のために事前にホーチミンでのUber事情を調べたときにも、Uberのページにホーチミンもありました。
Uberのアプリを立ち上げたところ、Welcome to Hochiminhがポップアップし、タンソンニャット国際空港でのピックアップポイントの説明が表示されます。行き先をホテルに指定し、配車。

しばらく経って、表示されたのがこれ

時間が遅いから、車がいないのかなと思い、とりあえず、定額のタクシークーポンを購入して、ホテルへ行きました。

ホテルへの道すがら、調べたところ、Uberは、ベトナムでの業務を4月で終了。ちなみに、他の国も5月中には、業務を終了するようです。先程のメッセージは、サービス提供エリア外のメッセージのようです。しかし、アプリも、ウェブもそのままってのは、紛らわしいですね。撤退するなら、ウェルカムメッセージとか消してほしいところです。

もう少し、猶予があるものだと思っていましたが、かなり急速に撤退のようです。
となると、Grabに登録して、東南アジアに来たときは、Grabを使うほかなさそうです。
Grabをダウンロードして、facebookで、ユーザ登録、クレジットカードを登録しました。必要なのは、携帯電話番号とメールアドレス、クレジットカードだけです。
携帯電話番号は、日本の電話番号で大丈夫です。

Grabでの車の呼び方は、Uberとほぼ同じです。
1)乗車場所を指定する
2)車の種類(ときにはバイク)を選択
3)行き先を指定する
4)配車して、車が決まったら、車が来るのを待つ

車の種類が幾つかあります。

Grab Car 4cho 4人乗りまでの車・エコノミー
Grab Car Plus ちょっと高級
Grab Car 7cho 7人乗り
Grab Bike   バイクの2人乗り

Grab Car Plusは、シンガポールでは、明確に車種と年式まで指定されていますが、ベトナムのGrabには、明確な指定がありませんでした。

今回は、すべてGrab Car Plusを選びましたが、きれいな車が多くて助かりました。
料金は、2キロまで30,000VND(約144円) その後1キロごとに11,500VND(約55円),1分ごとに500VND(約2.4円)です。

全然イメージがつかないと思うので、Grabの実額をクレジットカードの請求の一部をお見せします。
渋滞とかもありましたが、まあ、いくら乗っても、大した額になりません。147円というのは初乗りですね。隣の区まで川を渡って20分くらいかけて行ったとして500円とかです。

ちなみに、Grab Car Plusで一番多かったのは、アジア専用モデルのTOYOTA Innovaでした。こんな車です。

ドライバーからは、滅多に連絡が来ませんが、落ち合えないときなどは、メッセージか電話がかかってきます。ホーチミンでは、英語が話せるドライバーはほとんどいませんでした。
電話がかかってきた場合、ベトナム語で話されるので、全くコミュニケーションが取れないので注意。ここがUberと違うところです。

メッセージが英語で送られてきたので、英語が話せるドライバーかなと思ったのですが、

Grabが翻訳してくれているのでした。普通に英語で返せば、ベトナム語に翻訳してくれるので、メッセージではコミュニケーションがとれます。英語からベトナム語がどのくらいの精度なのかは確認のしようがありませんが、ベトナム語から翻訳された英語は、十分理解可能なレベルでした。

一つ困ったのは、インストールしてからしばらくはアプリは英語表記だったのですが、ある時からアプリがベトナム語になってしまいました。現地SIMに入れ替えたタイミングで、OS側にベトナム語の設定が入ってしまい、日本語>ベトナム語>英語の優先順位が設定されてしまっていたようです。Grabは、日本語がないので、第2優先のベトナム語が適用されていたようです。

その場合には、設定の言語設定で、ベトナム語を消すか、英語と優先順位を入れ替えれば直ります。

これからは、東南アジアの空港に到着したら、Uberではなく、Grabを立ち上げることになりそうです。(東アジアのUberは健在なので、韓国、台湾は、Uberです)

https://geektravellers.com/wp-content/uploads/2018/05/9bbc41b7ee8ff58b13f0ea2959f52b90-750x310.jpghttps://geektravellers.com/wp-content/uploads/2018/05/9bbc41b7ee8ff58b13f0ea2959f52b90-200x200.jpggeektravellers.comfeatured未分類Grab,Grab Car 7 cho,Grab Car Plus,Grab car 4 cho,Uber,アプリ,インドネシア,シンガポール,タイ,フィリピン,ベトナム,ベトナム語,ホーチミン,マレーシア,ライドシェア,使い方,撤退,東南アジア,買収
以前からご紹介している通り、羽田空港の行き帰りは、Uberの定額がおすすめです。羽田までUberで行って、飛行機に乗り、現地の空港についたら、同じUbernoアプリを立ち上げて、Uberを呼ぶ。現地のタクシーは、現金しか使えなかったり、言葉の問題もあって、行き先の説明がうまくできなかったり、時には、メーターを倒してくれず、不毛な料金交渉をしなければならないことがあったので、最近は、滞在期間中に現地のタクシーに一度も乗らないことも当たり前になってきました。 先日のクアラルンプールも、いつもどおり、Uberでの移動が中心でした。 そんな中で、Uberが東南アジアから撤退というニュースが入ってきました。東南アジアの事業をGrabに譲渡し、Grabの株式を取得するというものです。Uberライクなサービスというのは、どこの地域にもありますが、Uberであれば、どこの国でも同じアプリで使えますし、英語がベースであるおかげか、どこの国でも、ドライバーに英語が通じるという安心感があったので、どこの国でも、Uberがあれば、Uberを選択するようになっていました。 そんなわけで、先日も、ホーチミンの空港に到着し、迷わずUberのアプリを立ち上げました。 念のために事前にホーチミンでのUber事情を調べたときにも、Uberのページにホーチミンもありました。 Uberのアプリを立ち上げたところ、Welcome to Hochiminhがポップアップし、タンソンニャット国際空港でのピックアップポイントの説明が表示されます。行き先をホテルに指定し、配車。 しばらく経って、表示されたのがこれ 時間が遅いから、車がいないのかなと思い、とりあえず、定額のタクシークーポンを購入して、ホテルへ行きました。 ホテルへの道すがら、調べたところ、Uberは、ベトナムでの業務を4月で終了。ちなみに、他の国も5月中には、業務を終了するようです。先程のメッセージは、サービス提供エリア外のメッセージのようです。しかし、アプリも、ウェブもそのままってのは、紛らわしいですね。撤退するなら、ウェルカムメッセージとか消してほしいところです。 もう少し、猶予があるものだと思っていましたが、かなり急速に撤退のようです。 となると、Grabに登録して、東南アジアに来たときは、Grabを使うほかなさそうです。 Grabをダウンロードして、facebookで、ユーザ登録、クレジットカードを登録しました。必要なのは、携帯電話番号とメールアドレス、クレジットカードだけです。 携帯電話番号は、日本の電話番号で大丈夫です。 Grabでの車の呼び方は、Uberとほぼ同じです。 1)乗車場所を指定する 2)車の種類(ときにはバイク)を選択 3)行き先を指定する 4)配車して、車が決まったら、車が来るのを待つ 車の種類が幾つかあります。 Grab Car 4cho 4人乗りまでの車・エコノミー Grab Car Plus ちょっと高級 Grab Car 7cho 7人乗り Grab Bike   バイクの2人乗り Grab Car Plusは、シンガポールでは、明確に車種と年式まで指定されていますが、ベトナムのGrabには、明確な指定がありませんでした。 今回は、すべてGrab Car Plusを選びましたが、きれいな車が多くて助かりました。 料金は、2キロまで30,000VND(約144円) その後1キロごとに11,500VND(約55円),1分ごとに500VND(約2.4円)です。 全然イメージがつかないと思うので、Grabの実額をクレジットカードの請求の一部をお見せします。 渋滞とかもありましたが、まあ、いくら乗っても、大した額になりません。147円というのは初乗りですね。隣の区まで川を渡って20分くらいかけて行ったとして500円とかです。 ちなみに、Grab Car Plusで一番多かったのは、アジア専用モデルのTOYOTA Innovaでした。こんな車です。 ドライバーからは、滅多に連絡が来ませんが、落ち合えないときなどは、メッセージか電話がかかってきます。ホーチミンでは、英語が話せるドライバーはほとんどいませんでした。 電話がかかってきた場合、ベトナム語で話されるので、全くコミュニケーションが取れないので注意。ここがUberと違うところです。 メッセージが英語で送られてきたので、英語が話せるドライバーかなと思ったのですが、 Grabが翻訳してくれているのでした。普通に英語で返せば、ベトナム語に翻訳してくれるので、メッセージではコミュニケーションがとれます。英語からベトナム語がどのくらいの精度なのかは確認のしようがありませんが、ベトナム語から翻訳された英語は、十分理解可能なレベルでした。 一つ困ったのは、インストールしてからしばらくはアプリは英語表記だったのですが、ある時からアプリがベトナム語になってしまいました。現地SIMに入れ替えたタイミングで、OS側にベトナム語の設定が入ってしまい、日本語>ベトナム語>英語の優先順位が設定されてしまっていたようです。Grabは、日本語がないので、第2優先のベトナム語が適用されていたようです。 その場合には、設定の言語設定で、ベトナム語を消すか、英語と優先順位を入れ替えれば直ります。 これからは、東南アジアの空港に到着したら、Uberではなく、Grabを立ち上げることになりそうです。(東アジアのUberは健在なので、韓国、台湾は、Uberです)
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