アメックス・プラチナは、このサイトでも何度もおすすめしてきましたが、今までは、基準の分からない招待制だったため、とりあえず、アメックス・ゴールドを作って、普通に使いながら待つということしかご紹介できませんでした。

アメックスプラチナの保有者であっても、用意されるオンラインの紹介リンクには、アメックスプラチナは、掲載されず、プロパーのゴールドやSPGアメックス、デルタアメックスなどのカードが並ぶだけでした。

アメックス・プラチナは、招待制から、申し込み制に正式に変更になりました。ただし、知人の紹介で入会したときのみ、最大7万ポイントがもらえるので、入会は紹介での方がいいです。

ちなみに、以前からも、紹介による発行は可能で、面識のある方で、アメックスプラチナが作りたいという方には、私がプラチナデスクに電話してご紹介していました。先日も、友人を1人紹介したばかりなのですが、以前は、電話したその場で受け付けて(本来招待制なのですが、せっかくのご紹介なので特別にとか前置きがあって)あとは審査次第ですという話だったのが、今回は、営業の部署に回してそれからというような回答に対応が変わっていましたので、あれ?という感じだったのですが、紹介するなら、リンクで勝手にやってくれという感じになったのかもしれません。

アメックス・プラチナに年会費13万円+消費税のメリットはあるのか?


アメックスのプラチナカードの年会費は、一般的なカードと比較すると高いです。楽天カードなど無料のカードも多くありますし、一般的なゴールドカードでも2〜3万。JCBのTHE CLASSや三井住友VISAプラチナでも5万円。同じアメックスとついたプラチナカード=通称「偽アメックス」のセゾンやUFJアメックスなどは、一般的なゴールドカードと同じ水準。

一方、アメックス・プラチナの年会費は、度重なる値上げで、13万円+消費税。
15年以上前に、発行したときは、確か8万円とかだったと思うのですが、その後10万円に上がり、そこから、結構なベネフィットが追加されて、13万円に。

結論でいうと、僕のようなライフスタイルには、しっくりくるんですよね。
旅行とかに結構行って、デジタルデバイスをたくさん持っていると、概ね元が取れるけど、あんまり旅行とか行かないし、それほど、デジタルデバイスを持ってないですみたいな方だと正直、グリーンでいいかなと思います。

僕にとっては、ホテルの上級会員資格と旅行に関わる保険・補償周りが大きいです。あとは、結果的にあんまり使ってないですが、プラチナダイニングも使うと結構お得です。

以前にも、なんで僕がアメックスのプラチナを使い続けるのかという理由をまとめましたが、

これから、アメックスのプラチナカードの発行を検討している方のために、再度アップデート版として、ベネフィットをまとめ直します。

旅行関連のベネフィット


ホテルの上級会員資格
アメックスのプラチナといえば、ホテルの上級会員資格の自動付帯です。
前回の値上げのタイミングで、追加されたベネフィットですが、導入当初から入れ替えがありました。かつては、ACCORホテルズのプラチナ、リーディングホテルズのアクセスレベル、さらにキャセイパシフィック航空のマルコポーロのゴールド資格がもらえたり
もしていましたが、現在は、入れ替わって、下記のホテルの上級会員資格がもらえます。

現在付帯しているホテルの上級会員

シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ (シャングリ・ラ・ゴールデンサークル)ゴールド
ヒルトン・ホテルズ(ヒルトン・オナーズ)ゴールド
スターウッド ホテル&リゾート(スターウッド・プリファード・ゲスト)ゴールド
カ―ルソン レジドール ホテルズ(クラブ・カ―ルソン)ゴールド

これらがアメックス・プラチナを持っている限り、自動付帯でもらえます。本来は、それぞれ毎年、年間50泊くらいしないともらえない上級会員資格で、これらのホテルに宿泊した際に、アップグレードされたり、レイトチェックアウトが無料でできたり、ヒルトンでは、朝食が無料になったりします。このブログでは、何度も説明しているので、詳しい説明は避けますが、マリオットがスターウッドを買収したおかげで、スターウッド・プリファード・ゲスト(SPG)のゴールドを持っているとマリオットのゴールドももらえます。

マリオットゴールドを持っていると、マリオットの普通の部屋に泊まっても、アップグレードもされますし(空き状況による)ラウンジアクセスが無料で可能になります。

僕自身で言うと、SPGアメックスを作っているので、そちらでSPGのゴールド=マリオットがついてくるじゃないかとか、ヒルトンのダイヤ持ってるから関係ないじゃないかという話もありますが、かつては、ヒルトンゴールドを取得維持するために、HILTON VISAのゴールドカードを持っていましたが、AMEXに付帯したので、そちらは解約しました。僕の場合、SPGアメックスは、別の理由で、取得していて、みなさんにもおすすめしてるんですが、SPGとヒルトンの上級会員資格だけでも、素で取得維持するとしたら、SPGアメックス31,000円、ヒルトンVISAゴールドで1万円くらいの価値はあります。

しかも、家族会員にも上級会員資格がもらえるのも結構大きいです。

空港ラウンジアクセス
ゴールドカードについてるようななんちゃって、カードラウンジはもちろんついてますが、それ以外にプライオリティ・パスとデルタ航空利用時にデルタのラウンジが使えます。

プライオリティパスは、回数無制限で利用できる会員資格がもらえますが、家族カード会員にもそれぞれ発行されます。回数無制限のプライオリティパスの会費は、通常1人あたり399USドルで、通常、同伴者は、27ドルかかります。が、アメックス付帯のものは、同伴者も無料です。他のカードについてるプライオリティパスだと、たいてい同伴者は有料です。

正直、カードに付帯でなければ、有料で入会することなど絶対にないと思いますが、カードに自動付帯というのはありがたいです。使うことも正直ほとんどないのですが、小さな空港で、自分の搭乗しているアライアンスのラウンジがないときに、利用できて、助かったことがあります。プライオリティ・パスなら、搭乗してるアライアンスに関係なく、提携ラウンジに入れるので。

あと、デルタは、アメックスが契約しているので、デルタに乗っているときにラウンジが使えるということですが、デルタに乗っているということは、ビジネスクラスなら、デルタのラウンジは入れて当然ですので、ビジネスクラス以上に乗られる方にはメリットがありません。米国内の移動で、エコノミーとかで移動するときには重宝するかもしれません。

もう一つが、アメックスが最近力を入れている空港のセンチュリオンラウンジですね。アメックスのプラチナとセンチュリオンの会員専用で、近場だと、香港空港に今年できましたが、本人+ゲストを名まで無料で入れます。追加ゲストは50USドルです。なんちゃってなカードラウンジとは違って、航空会社のラウンジに近い、食事も酒もあるラウンジです。

FINE HOTELS&RESORTSとコンシェルジュデスクでの予約

FINE HOTELS&RESORTS(FHR)は、アメックスがプラチナとセンチュリオンの会員向けに提携しているホテルのことで、

各ホテル共通のベネフィットとして
ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
WiFi無料
チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
チェックアウト時間の延長(16:00 まで)

夕食1回無料やホテル内で使える100USドルのクーポンなどホテルそれぞれの特典が1つ

用意されます。特に、レイトチェックアウトの確約は、旅先では重要です。

FHRは、コンシェルジュデスクで予約しますが(トラベルオンラインでも予約できますが)、ホテルの公式サイトで予約したときと同様、上級会員のベネフィットも受けられる対象料金になるということも大きいです。
ホテルの上級会員のベネフィットは、ホテル公式サイト以外の代理店等で予約をすると、対象外になりますが、これは、公式サイトの予約と同じ使いなので、ホテルのポイントもつきますし、上級会員資格獲得のための有効宿泊としてカウントもされます。

なので、FHRのベネフィットに加えて、上級会員としてのベネフィットが受けられます。アップグレードも、スイートになることもありますので極端な話、このFHRで1回泊まるだけで、年会費分を超えるベネフィットなんてこともあります。
ちなみに、ホテルのオリジナルの特典としては、グランドハイアットソウルとグランドハイアット台北では、ホテル内の夕食が2名まで無料。コンラッド・ソウルは、無料の買い物用の商品券でした。

ちょっと昔になりますがベネチアのホテル・ダニエリでは、FHRとSPGのゴールド(どちらもアメックス・プラチナのおかげなんですが)のおかげで、かなり広いスイートにアップグレードされました。ホテルの独自特典は、アフタヌーンティーでした。

コンシェルジェデスクでは、新幹線、飛行機はもちろん、海外発券の飛行機もお願いできます。
バンコクやソウル発の東京ストップオーバーの他の都市行きの海外発券の格安ビジネスクラスチケットをお願いしたりも発券できます。普通に東京発のビジネスクラスで、アメックスの割引レートがあったりもするので、聞いてみると良いと思います。航空会社のウェブサイトでている料金よりも、安い料金を案内いただいたことも何度もありますし、東京から米国に行って、帰りの便だけ、羽田乗り換えで、福岡までの便を追加するとか、ウェブだと面倒なチケットも、相談しながら発券できます。ちなもに、このケースでは、結果的に、アメリカン航空の米国往復ビジネスクラスに、わずか13,000円で羽田福岡JALファーストをくっつけて発券してもらいました。

新幹線のチケットをお願いすると、コンフォートカフェのクーポンが、国内線航空券をお願いすると、ミールクーポンという商品券が送られてきます。結果、使うタイミングがなくて、いつも失効させてしまうのですが、例えば、東京駅だと、フォーシーズンズホテル丸の内のカフェで使えたりします。

旅行関連の保険と家電の補償がとにかく充実


まずは、旅行関連の保険ですが、死亡とか怪我は、MAX1億円。カードで決済しておかないと家族カード会員が補償されなかったり、本人でも減額されたりするので、原則、旅行ものは、アメックスプラチナで決済したほうがいいです。

怪我したり、海外旅行中に誰かに怪我させたりということはないのですが、盗難されたときに、保険を請求したことはあります。海外でものが壊れたり、盗まれたときの保険は、大抵のクレジットカードについてますが、

これは、ついていないカードが多いです。
飛行機の遅延。飛行機が大幅に遅延したときの食事代とか宿泊代がでるというやつで、上限が3万円というのも、なかなかの金額です。保険会社に聞いたら、アルコール飲料も大丈夫とのこと。加えて、預け手荷物の遅延も別途補償されます。
飛行機が大幅に遅れるとイライラしますが、これを知ってからは、大幅に遅延したら、あきらめて、ゆっくりワインでもという感じで過ごすようになりました。

もう一つ、忘れちゃいけないのが、
ワランティープラスとホームウェアプロテクション

ワランティプラスは、いわゆるメーカー保証の延長です。アメックスプラチナで買ったメーカー保証1年の家電の保証期間を3年まで延長してくれるというものです。

ホームウェアプロテクションは、火災・盗難・破損・水漏れなどを補償してくれるもので、こちらは、レシート・領収書さえあれば、アメックスで決済していなくても構いません。携帯電話は、対象外ですが、iPadは対象。パソコンやデジカメも対象なので、落としたりして、壊れたり、画面が割れたりというときに修理代が補償されます。これで、iPhone以外のアップルケアに入る理由がなくなります。年間数台、こういった電子機器を購入する方は、延長保証料と修理代が合わさると、それだけで、年会費をこえることもあります。

米国のアップルストアから通販で別のカードで決済したiPadを届いてすぐ落として壊してしまったときのケース↓

他にも、有名なショッピング・プロテクションや、返品を受け付けてくれない商品を代わりに補償してくれるリターン・プロテクションなど、まだいろいろありますので、詳しくはこちらで。

アメックスプラチナカードの保険規定

1名分が無料になるダイニングアクセス


僕自身はたまにしか使っていませんが、1名分が無料になるダイニングアクセスは、2名で使うとお得です。
ダイナースのエグゼクティブダイニングと同様のサービスですが、特長は、同じレストランでも、何度でも使えることと、ぐるなびの予約システムで、オンラインで予約ができることでしょう。

アメックスがプリフィクスのメニューと席を用意していて、ディナーは1万〜2万円、ランチは、3,000円〜2万円。
このコースを予約すると1名分が無料。つまり、2名なら半額で食べられます。

ダイニングアクセスのお店の一覧はこちら

毎年1泊国内ホテルの宿泊が無料になるフリーステイギフト


アメックスプラチナカードを更新すると、毎年、フリーステイギフトというチケットが送られてきます。ホテル宿泊分が、年会費に含まれているだけじゃないかと考えれば、結局毎年自分で買っているのと同じなのですが、1泊無料券があるからという理由で、予定のなかったときにホテルに泊まるというのは、いいきっかけではあります。

対象ホテルは、
オークラ・ニッコーホテルズ
ハイアット
ヒルトン
プリンスホテル
ロイヤルパーク
の1部で、

フリーステイギフト対象ホテル一覧

原則、一番グレードの低い部屋で、ほとんどのホテルが金土祝前日は、宿泊対象外。
フリーステイギフト用の枠が決まっていることもあり、随分前でも、予約が取れないことも増えてきました。

ヒルトンは、どうやら、このフリーステイギフトについては、消極的のようです。以前は、ヒルトンに、フリーステイギフトで宿泊しても、上級会員のベネフィット対象だったので、アップグレードも、ラウンジアクセスも可能だったのですが、どうやら、今は、ヒルトンは原則NGとなっているようです。先日泊まったときには、本来対象外なのですが・・・という前提で、アップグレード、ラウンジアクセスをつけてくれましたが。
今年から、ヒルトン東京が対象ホテルから削除されました。おそらく、かなり安い料金レートで購入されているので、インバウンド需要で好調ななか、相手をしていられないということでしょう。

逆に、オークラ・ニッコーだけは、オンラインでフリーステイギフトの宿泊予約を可能にしてり、たった1万円の差額で、エグゼクティブフロアにアップグレードして朝食をつけるなど、積極的です。

今後は、フリーステイギフトはオークラニッコー狙いで行ったほうがいいかもしれません。

その他のサービス


他にも、ヘリコプターのチャーターとか、クルーザーのチャーターとか、いろいろサービスはありますが、使わないサービスも結構あります。ちなみに、ヘリは、エクセル航空だし、クルーザーは、ベネフィット・ワンに依頼するものだったりするので、料金がかならずしもお得なわけでもありませんので、直接手配と比較したほうがよいというものも、中にはあります。

年会費は、普通のカードと比較したら、絶対額は高いですが、ライフスタイルによっては、結果的にそんなに高くもない場合もあります。僕のようなライフスタイルで、旅行によく行く方とかだと、このカードは、価格以上に役に立つと思います。

ちなみに、このカードで、なんかステイタスとかあるかというと、はっきり、ありません。よく、プラチナカードとか、センチュリオンとかだと、プライベートジェットがチャーターできるとかいいますが、別にグリーンのカードでも、払える限度額さえあれば、誰でも借りれますし。

アメックスもよっぽど儲かるのか、すでに、日本国内で8万枚を超えるプラチナカードが更新されているのに、まだまだ、増やしたいということでしょうから、実際、結構見かけるカードなのだと思います。

度々の値上げで、13万+税の会費にもかかわらず、日本国内で8万枚を超えるアメックス・プラチナが稼働していることを考えると、アメックスジャパンにとってドル箱なのだと思います。実際、僕だって、2度の値上げを経ても、まんまと使い続けていますし、周りの紹介した友人たちも値上げされても、解約した人という人は聞いたことがないので、アメックスにとっては美味しいのでしょう。

ご自分のライフスタイルに合いそうだなと思ったら、1回作ってみて、合わなければ、解約してもいいんじゃないかと思います。また、作りたいと思ったら、申し込めば良いので。

https://geektravellers.com/wp-content/uploads/2017/11/8f2b3cf93a4a5a27efe3093e70f9ece5-750x477.jpghttps://geektravellers.com/wp-content/uploads/2017/11/8f2b3cf93a4a5a27efe3093e70f9ece5-200x200.jpggeektravellers.comクレジットカードfeaturedAmerican Express Platinum/Gold/GreenAEMX,american express,platinum,アメックス,アメリカンエキスプレス,アメリカン・エキスプレス・プラチナ,インビテーション,オンライン,プラチナ,取得方法,基準,招待,申し込み,発行,紹介
アメックス・プラチナは、このサイトでも何度もおすすめしてきましたが、今までは、基準の分からない招待制だったため、とりあえず、アメックス・ゴールドを作って、普通に使いながら待つということしかご紹介できませんでした。 アメックスプラチナの保有者であっても、用意されるオンラインの紹介リンクには、アメックスプラチナは、掲載されず、プロパーのゴールドやSPGアメックス、デルタアメックスなどのカードが並ぶだけでした。 アメックス・プラチナは、招待制から、申し込み制に正式に変更になりました。ただし、知人の紹介で入会したときのみ、最大7万ポイントがもらえるので、入会は紹介での方がいいです。 最大7万ポイントがもらえるアメリカン・エキスプレス・プラチナカードのご紹介はこちらから ちなみに、以前からも、紹介による発行は可能で、面識のある方で、アメックスプラチナが作りたいという方には、私がプラチナデスクに電話してご紹介していました。先日も、友人を1人紹介したばかりなのですが、以前は、電話したその場で受け付けて(本来招待制なのですが、せっかくのご紹介なので特別にとか前置きがあって)あとは審査次第ですという話だったのが、今回は、営業の部署に回してそれからというような回答に対応が変わっていましたので、あれ?という感じだったのですが、紹介するなら、リンクで勝手にやってくれという感じになったのかもしれません。 アメックス・プラチナに年会費13万円+消費税のメリットはあるのか? アメックスのプラチナカードの年会費は、一般的なカードと比較すると高いです。楽天カードなど無料のカードも多くありますし、一般的なゴールドカードでも2〜3万。JCBのTHE CLASSや三井住友VISAプラチナでも5万円。同じアメックスとついたプラチナカード=通称「偽アメックス」のセゾンやUFJアメックスなどは、一般的なゴールドカードと同じ水準。 一方、アメックス・プラチナの年会費は、度重なる値上げで、13万円+消費税。 15年以上前に、発行したときは、確か8万円とかだったと思うのですが、その後10万円に上がり、そこから、結構なベネフィットが追加されて、13万円に。 結論でいうと、僕のようなライフスタイルには、しっくりくるんですよね。 旅行とかに結構行って、デジタルデバイスをたくさん持っていると、概ね元が取れるけど、あんまり旅行とか行かないし、それほど、デジタルデバイスを持ってないですみたいな方だと正直、グリーンでいいかなと思います。 僕にとっては、ホテルの上級会員資格と旅行に関わる保険・補償周りが大きいです。あとは、結果的にあんまり使ってないですが、プラチナダイニングも使うと結構お得です。 以前にも、なんで僕がアメックスのプラチナを使い続けるのかという理由をまとめましたが、 これから、アメックスのプラチナカードの発行を検討している方のために、再度アップデート版として、ベネフィットをまとめ直します。 旅行関連のベネフィット ホテルの上級会員資格 アメックスのプラチナといえば、ホテルの上級会員資格の自動付帯です。 前回の値上げのタイミングで、追加されたベネフィットですが、導入当初から入れ替えがありました。かつては、ACCORホテルズのプラチナ、リーディングホテルズのアクセスレベル、さらにキャセイパシフィック航空のマルコポーロのゴールド資格がもらえたり もしていましたが、現在は、入れ替わって、下記のホテルの上級会員資格がもらえます。 現在付帯しているホテルの上級会員 シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ (シャングリ・ラ・ゴールデンサークル)ゴールド ヒルトン・ホテルズ(ヒルトン・オナーズ)ゴールド スターウッド ホテル&リゾート(スターウッド・プリファード・ゲスト)ゴールド カ―ルソン レジドール ホテルズ(クラブ・カ―ルソン)ゴールド これらがアメックス・プラチナを持っている限り、自動付帯でもらえます。本来は、それぞれ毎年、年間50泊くらいしないともらえない上級会員資格で、これらのホテルに宿泊した際に、アップグレードされたり、レイトチェックアウトが無料でできたり、ヒルトンでは、朝食が無料になったりします。このブログでは、何度も説明しているので、詳しい説明は避けますが、マリオットがスターウッドを買収したおかげで、スターウッド・プリファード・ゲスト(SPG)のゴールドを持っているとマリオットのゴールドももらえます。 マリオットゴールドを持っていると、マリオットの普通の部屋に泊まっても、アップグレードもされますし(空き状況による)ラウンジアクセスが無料で可能になります。 僕自身で言うと、SPGアメックスを作っているので、そちらでSPGのゴールド=マリオットがついてくるじゃないかとか、ヒルトンのダイヤ持ってるから関係ないじゃないかという話もありますが、かつては、ヒルトンゴールドを取得維持するために、HILTON VISAのゴールドカードを持っていましたが、AMEXに付帯したので、そちらは解約しました。僕の場合、SPGアメックスは、別の理由で、取得していて、みなさんにもおすすめしてるんですが、SPGとヒルトンの上級会員資格だけでも、素で取得維持するとしたら、SPGアメックス31,000円、ヒルトンVISAゴールドで1万円くらいの価値はあります。 しかも、家族会員にも上級会員資格がもらえるのも結構大きいです。 空港ラウンジアクセス ゴールドカードについてるようななんちゃって、カードラウンジはもちろんついてますが、それ以外にプライオリティ・パスとデルタ航空利用時にデルタのラウンジが使えます。 プライオリティパスは、回数無制限で利用できる会員資格がもらえますが、家族カード会員にもそれぞれ発行されます。回数無制限のプライオリティパスの会費は、通常1人あたり399USドルで、通常、同伴者は、27ドルかかります。が、アメックス付帯のものは、同伴者も無料です。他のカードについてるプライオリティパスだと、たいてい同伴者は有料です。 正直、カードに付帯でなければ、有料で入会することなど絶対にないと思いますが、カードに自動付帯というのはありがたいです。使うことも正直ほとんどないのですが、小さな空港で、自分の搭乗しているアライアンスのラウンジがないときに、利用できて、助かったことがあります。プライオリティ・パスなら、搭乗してるアライアンスに関係なく、提携ラウンジに入れるので。 あと、デルタは、アメックスが契約しているので、デルタに乗っているときにラウンジが使えるということですが、デルタに乗っているということは、ビジネスクラスなら、デルタのラウンジは入れて当然ですので、ビジネスクラス以上に乗られる方にはメリットがありません。米国内の移動で、エコノミーとかで移動するときには重宝するかもしれません。 もう一つが、アメックスが最近力を入れている空港のセンチュリオンラウンジですね。アメックスのプラチナとセンチュリオンの会員専用で、近場だと、香港空港に今年できましたが、本人+ゲストを名まで無料で入れます。追加ゲストは50USドルです。なんちゃってなカードラウンジとは違って、航空会社のラウンジに近い、食事も酒もあるラウンジです。 FINE HOTELS&RESORTSとコンシェルジュデスクでの予約 FINE HOTELS&RESORTS(FHR)は、アメックスがプラチナとセンチュリオンの会員向けに提携しているホテルのことで、 各ホテル共通のベネフィットとして ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで) WiFi無料 チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン チェックアウト時間の延長(16:00 まで) + 夕食1回無料やホテル内で使える100USドルのクーポンなどホテルそれぞれの特典が1つ 用意されます。特に、レイトチェックアウトの確約は、旅先では重要です。 FHRは、コンシェルジュデスクで予約しますが(トラベルオンラインでも予約できますが)、ホテルの公式サイトで予約したときと同様、上級会員のベネフィットも受けられる対象料金になるということも大きいです。 ホテルの上級会員のベネフィットは、ホテル公式サイト以外の代理店等で予約をすると、対象外になりますが、これは、公式サイトの予約と同じ使いなので、ホテルのポイントもつきますし、上級会員資格獲得のための有効宿泊としてカウントもされます。 なので、FHRのベネフィットに加えて、上級会員としてのベネフィットが受けられます。アップグレードも、スイートになることもありますので極端な話、このFHRで1回泊まるだけで、年会費分を超えるベネフィットなんてこともあります。 ちなみに、ホテルのオリジナルの特典としては、グランドハイアットソウルとグランドハイアット台北では、ホテル内の夕食が2名まで無料。コンラッド・ソウルは、無料の買い物用の商品券でした。 ちょっと昔になりますがベネチアのホテル・ダニエリでは、FHRとSPGのゴールド(どちらもアメックス・プラチナのおかげなんですが)のおかげで、かなり広いスイートにアップグレードされました。ホテルの独自特典は、アフタヌーンティーでした。 コンシェルジェデスクでは、新幹線、飛行機はもちろん、海外発券の飛行機もお願いできます。 バンコクやソウル発の東京ストップオーバーの他の都市行きの海外発券の格安ビジネスクラスチケットをお願いしたりも発券できます。普通に東京発のビジネスクラスで、アメックスの割引レートがあったりもするので、聞いてみると良いと思います。航空会社のウェブサイトでている料金よりも、安い料金を案内いただいたことも何度もありますし、東京から米国に行って、帰りの便だけ、羽田乗り換えで、福岡までの便を追加するとか、ウェブだと面倒なチケットも、相談しながら発券できます。ちなもに、このケースでは、結果的に、アメリカン航空の米国往復ビジネスクラスに、わずか13,000円で羽田福岡JALファーストをくっつけて発券してもらいました。 新幹線のチケットをお願いすると、コンフォートカフェのクーポンが、国内線航空券をお願いすると、ミールクーポンという商品券が送られてきます。結果、使うタイミングがなくて、いつも失効させてしまうのですが、例えば、東京駅だと、フォーシーズンズホテル丸の内のカフェで使えたりします。 旅行関連の保険と家電の補償がとにかく充実 まずは、旅行関連の保険ですが、死亡とか怪我は、MAX1億円。カードで決済しておかないと家族カード会員が補償されなかったり、本人でも減額されたりするので、原則、旅行ものは、アメックスプラチナで決済したほうがいいです。 怪我したり、海外旅行中に誰かに怪我させたりということはないのですが、盗難されたときに、保険を請求したことはあります。海外でものが壊れたり、盗まれたときの保険は、大抵のクレジットカードについてますが、 これは、ついていないカードが多いです。 飛行機の遅延。飛行機が大幅に遅延したときの食事代とか宿泊代がでるというやつで、上限が3万円というのも、なかなかの金額です。保険会社に聞いたら、アルコール飲料も大丈夫とのこと。加えて、預け手荷物の遅延も別途補償されます。 飛行機が大幅に遅れるとイライラしますが、これを知ってからは、大幅に遅延したら、あきらめて、ゆっくりワインでもという感じで過ごすようになりました。 もう一つ、忘れちゃいけないのが、 ワランティープラスとホームウェアプロテクション ワランティプラスは、いわゆるメーカー保証の延長です。アメックスプラチナで買ったメーカー保証1年の家電の保証期間を3年まで延長してくれるというものです。 ホームウェアプロテクションは、火災・盗難・破損・水漏れなどを補償してくれるもので、こちらは、レシート・領収書さえあれば、アメックスで決済していなくても構いません。携帯電話は、対象外ですが、iPadは対象。パソコンやデジカメも対象なので、落としたりして、壊れたり、画面が割れたりというときに修理代が補償されます。これで、iPhone以外のアップルケアに入る理由がなくなります。年間数台、こういった電子機器を購入する方は、延長保証料と修理代が合わさると、それだけで、年会費をこえることもあります。 米国のアップルストアから通販で別のカードで決済したiPadを届いてすぐ落として壊してしまったときのケース↓ 他にも、有名なショッピング・プロテクションや、返品を受け付けてくれない商品を代わりに補償してくれるリターン・プロテクションなど、まだいろいろありますので、詳しくはこちらで。 アメックスプラチナカードの保険規定 1名分が無料になるダイニングアクセス 僕自身はたまにしか使っていませんが、1名分が無料になるダイニングアクセスは、2名で使うとお得です。 ダイナースのエグゼクティブダイニングと同様のサービスですが、特長は、同じレストランでも、何度でも使えることと、ぐるなびの予約システムで、オンラインで予約ができることでしょう。 アメックスがプリフィクスのメニューと席を用意していて、ディナーは1万〜2万円、ランチは、3,000円〜2万円。 このコースを予約すると1名分が無料。つまり、2名なら半額で食べられます。 ダイニングアクセスのお店の一覧はこちら 毎年1泊国内ホテルの宿泊が無料になるフリーステイギフト アメックスプラチナカードを更新すると、毎年、フリーステイギフトというチケットが送られてきます。ホテル宿泊分が、年会費に含まれているだけじゃないかと考えれば、結局毎年自分で買っているのと同じなのですが、1泊無料券があるからという理由で、予定のなかったときにホテルに泊まるというのは、いいきっかけではあります。 対象ホテルは、 オークラ・ニッコーホテルズ ハイアット ヒルトン プリンスホテル ロイヤルパーク の1部で、 フリーステイギフト対象ホテル一覧 原則、一番グレードの低い部屋で、ほとんどのホテルが金土祝前日は、宿泊対象外。 フリーステイギフト用の枠が決まっていることもあり、随分前でも、予約が取れないことも増えてきました。 ヒルトンは、どうやら、このフリーステイギフトについては、消極的のようです。以前は、ヒルトンに、フリーステイギフトで宿泊しても、上級会員のベネフィット対象だったので、アップグレードも、ラウンジアクセスも可能だったのですが、どうやら、今は、ヒルトンは原則NGとなっているようです。先日泊まったときには、本来対象外なのですが・・・という前提で、アップグレード、ラウンジアクセスをつけてくれましたが。 今年から、ヒルトン東京が対象ホテルから削除されました。おそらく、かなり安い料金レートで購入されているので、インバウンド需要で好調ななか、相手をしていられないということでしょう。 逆に、オークラ・ニッコーだけは、オンラインでフリーステイギフトの宿泊予約を可能にしてり、たった1万円の差額で、エグゼクティブフロアにアップグレードして朝食をつけるなど、積極的です。 今後は、フリーステイギフトはオークラニッコー狙いで行ったほうがいいかもしれません。 その他のサービス 他にも、ヘリコプターのチャーターとか、クルーザーのチャーターとか、いろいろサービスはありますが、使わないサービスも結構あります。ちなみに、ヘリは、エクセル航空だし、クルーザーは、ベネフィット・ワンに依頼するものだったりするので、料金がかならずしもお得なわけでもありませんので、直接手配と比較したほうがよいというものも、中にはあります。 年会費は、普通のカードと比較したら、絶対額は高いですが、ライフスタイルによっては、結果的にそんなに高くもない場合もあります。僕のようなライフスタイルで、旅行によく行く方とかだと、このカードは、価格以上に役に立つと思います。 ちなみに、このカードで、なんかステイタスとかあるかというと、はっきり、ありません。よく、プラチナカードとか、センチュリオンとかだと、プライベートジェットがチャーターできるとかいいますが、別にグリーンのカードでも、払える限度額さえあれば、誰でも借りれますし。 アメックスもよっぽど儲かるのか、すでに、日本国内で8万枚を超えるプラチナカードが更新されているのに、まだまだ、増やしたいということでしょうから、実際、結構見かけるカードなのだと思います。 度々の値上げで、13万+税の会費にもかかわらず、日本国内で8万枚を超えるアメックス・プラチナが稼働していることを考えると、アメックスジャパンにとってドル箱なのだと思います。実際、僕だって、2度の値上げを経ても、まんまと使い続けていますし、周りの紹介した友人たちも値上げされても、解約した人という人は聞いたことがないので、アメックスにとっては美味しいのでしょう。 ご自分のライフスタイルに合いそうだなと思ったら、1回作ってみて、合わなければ、解約してもいいんじゃないかと思います。また、作りたいと思ったら、申し込めば良いので。 最大7万ポイントがもらえるアメリカン・エキスプレス・プラチナカードのご紹介はこちらから
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